$ 0 0 冬の雑踏 人の会話に埋もれる僕の顔を好きだと言った 19だった あなたが私を待っていると知ったとき あなたは私の王子になった クラクラとめまいがするほどの幸福 冬の真夜中 みつめたあなたの寝顔に いつかこの愛しさが終わってしまうこともあるのだと ただ哀しくて まるで傷つけることだけが 僕たちの愛であるかのようで 幼い恋は未熟な時間に涙した 最後のカードをあなたに渡し 瞳を閉じると 空気は過去を孕み出す あなたが私にしたように あなたに痛みを残したい ●●● 以上、若いころに書いた詩でした。 メリークリスマス! クリックいただけたら嬉しいです。